施設長より一言

令和3年度
9月

"多様性と調和"

 すっかり秋らしい日々となりました。暑さ寒さも彼岸まで。園庭のヒガン花は満開となっています。今日9月21日は十五夜、中秋の名月を楽しみたいと思っています。アメリカでは9月の満月を“コーンムーン”と呼ぶそうです。とうもろこしを収穫するころの満月ということです。日本では“芋名月”と呼ばれることもあるそうです。

 第16回夏季パラリンピック東京大会が9月5日閉幕しました。東京大会には、162カ国、地域・難民選手団から4,400人が参加しました。13日間に渡り競技が実施され、日本選手団は金13、銀15、銅23の計51個のメダルを獲得しました。私は開会式翌日から閉会式当日まで、日本選手の活躍にテレビの前から拍手をする毎日でした。様々な障害により、残された体の機能を最大限に生かし、躍動した選手の姿に多くの感動を受けることができました。日本国内には、身体・知的・精神障害者計約960万人と全人口の7.6%が生活しています。私達は障害福祉に携わる一員として、個人の特性を理解し、いかに幸せな生活を過ごせるよう支援していかなくてはならないと改めて感じているところです。

 「変化は、気づきから始まります。互いの違いを認め、支えあい、いかなる差別も障壁もない、多様性と調和が実現した未来を必ずつくる。この決意が、社会の変革の契機となることを誓い、私たちは、さらに歩みを進めます」(パラ閉会式での橋本聖子会長のスピーチより)  9月20日は敬老の日でした。65才以上の高齢者人口は日本の総人口の29.1%・3640万人となり、過去最高となりました。高齢者の割合は、世界で日本がトップとなっています。私は、あと5ヶ月で65才になり、いよいよ高齢者の仲間入りです。29才で当園に勤務し、35年が経過します。又、高齢者の就業割合も過去最高となりました。私も健康に注意し長くこの職場で勤務できるよう努めていきたいと思っています。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言は9月30日まで延期となりました。9月になり、1日当りの感染者数は減少しています。しかし、全国の感染者数は168万人を超えています。又、熊谷市の感染者数は2,100人を超え、人口比100人に1人が感染している状況です。近隣の施設では、クラスターとなっている事業所もあります。まだまだ厳しい状況が続くなか、今まで同様、最善の注意をはらい対応していきたいと考えています。残念ではありますが、昨年同様、一泊旅行は中止、バザーは秋祭りとし(入所利用者のみ)、クリスマス会(入所利用者のみ)の開催とさせていただく予定です。



令和3年9月21日
施設長 長岡 均

8月

"東京パラリンピック開幕"

 今日、8月23日は二十四節気のひとつ“処暑”です。厳しい暑さの峠を越した頃。朝夕に涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえる頃です。今年の8月はTOKYO2020開催の頃は毎日が猛暑、その後は梅雨の様な毎日が続きました。今日もはっきりとしない天気となっています。まだまだ残暑が続く予想となっています。西日本では、記録的な豪雨となり、多くの災害となりました。園庭では、つくつくぼうしが鳴き、夜になるとこおろぎの鳴き声が聞こえ秋はもうすぐそこまで来ているようです。

 新型コロナウイルスの感染は、急激に増加しています。埼玉県では連日のように1,000人を超える感染者数となっています。熊谷市も毎日増加を続け、今までの感染者数が8月22日現在1,680人となりました。県内の障害者施設でも多くの施設で感染が広まり、特に8月になってからは84施設、231人の陽性者数となっています。当園では8月24日利用者、職員ほぼ全員の第2回目のワクチン接種が終了します。接種後の副反応は、幸い数名の人達が熱発することがありましたが大事にはなりませんでした。しかし油断することはできません。今まで同様に、感染防止に取り組む必要性を感じているところです。保護者の皆様には、まだしばらくの間、御不便をおかけしますが、ご理解いただきたいと思います。

 新型コロナウイルスの影響で1年延期となった第32回夏季オリンピックの東京大会が今月8日閉幕しました。世界205か国、地域と難民選手団から1万1000人の選手が参加し、史上最多の33競技339種目で競い合いました。日本選手団は過去最多の583人が参加し、金メダル27個、銀14個、銅14個の計58個と日本の最多記録となりました。開会式翌日から閉会式当日まで毎日、日本人選手がメダルを獲得し、私はテレビにかじりつき毎日を過ごしました。皆さんも活躍する姿に感動したことと思います。開催に関しての可否等様々な意見がありました。私個人としては、とてもすばらしい大会であったと思っています。8月24日には、東京パラリンピックが開幕します。新型コロナの感染が拡大する中での大会となります。不安もありますが、参加するアスリートの方々の活躍を期待しています。又多くの感動する場面に出合えることと思います。

 例年ですと10月には一泊旅行を実施していますが、今年も昨年に引き続き中止となりそうです。日帰り旅行でもいいから実施できたらと願っています。今後の推移を見ていきたいと思います。



令和3年8月23日
施設長 長岡 均

7月

"東京オリンピック2020開幕"

 梅雨が明け、35度を超える猛暑の日が続いています。例年ですと熊谷うちわ祭りが開催され、街の中は多くの人で賑っています。しかし、昨年に続き今年も山車、屋台の巡行は見送られ、関係者が神事のみ執り行いました。コロナ禍、致し方ないとはいえ、とても残念です。今年も日本各地で催される祭りや花火大会などが中止となっています。来年こそは・・・?

 7月23日、東京オリンピック2020が開幕します。開会式に先立って21日、ソフトボール、サッカーの競技が始まりました。私は、サッカー女子の試合をTV観戦しました。カナダとの初戦、1-1の引き分けでしたが大いに楽しむことができました。これから8月8日の閉幕までの間TVでの応援とはなりますが、日本代表の活躍に期待しています。私にはオリンピックのTV観戦で思い出させることがあります。2000年シドニーオリンピック。生まれてから初めての入院生活10日間がオリンピック開催期間と重なり、点滴をしながら1日中TVで観戦していました。多くの日本代表選手が活躍しましたが、特に思い出すのは、ソフトボール、高山樹里選手の熱投です。おしくも銀メダルでしたが、その姿に感動したことが思い出されます。辛い入院生活、スポーツには気持ちを癒す力があると、つくづく感じた瞬間でした。

 新型コロナワクチン接種が当園においても始まりました。接種を希望する利用者・職員は1回目の接種を7月14日から8月3日までの間、接種券の届いている方から順次受けられるようにしています。2回目は8月4日から8月24日までとなっています。副反応が心配されますが、接種後3日間1日3回の検温をし、体調の変化に気を付けています。昨日の全国の感染者は4,943人と2ヶ月ぶりに4,000人を超えました。感染状況は第5波に入っており、埼玉県ではいつ緊急事態宣言が出されてもおかしくない状況であると考えられます。当園では、あと1ヶ月でワクチン接種が済みますが、まだ国民の50歳代以下の年代ではワクチン接種が進んでいません。今しばらくの間、感染防止に努めていく必要があると考えています。保護者の皆様には、御不便をおかけしますが、御理解の程よろしくお願い致します。
7月28日には、入所利用者、職員のみで"納涼祭"を開催します。ほんの少しの楽しみです。



令和3年7月22日
施設長 長岡 均

5月

"ワクチン接種"

 東海地方より西は早い梅雨入りとなりましたが、関東地方は例年より遅い梅雨入りとなりました。今日は夏至です。一年のうちで最も昼の時間が長い日となります。はっきりとしない毎日が続きますが、今日は青空が広がっています。朝礼・ラジオ体操・ウォーキングを屋外で実施することができました。長い昼の時間を大切に使いたいと思います。
 新型コロナウイルスワクチン接種が始まりました。当園利用者は65才以上の4名が6月18日第1回目の接種が済みました。当法人のおおぬま愛の家(認知症GH)は、6月14日利用者・職員全員の第1回目の接種が済みました。特別養護老人ホームや高齢者施設での接種は進んでいますが、市町村により格差があるようです。障害者施設も接種の優先順位は早いとされていましたが、当園には接種の通知は届いていません。高齢施設同様、市町村により格差があるようです。隣りの深谷市の障害者施設では第1回目の接種が6月中に実施されると聞いています。そのような状況ですが、大企業からの職場接種が突然始まりました。全国各地では、多くの福祉施設でクラスターが発生しています。業種別でも上位となっています。当初優先順位で早期に済ますべき障害者施設が置き去りにされたような気がしています。東京オリンピック・パラリンピックが1ヵ月後に迫り、接種率のアップを目指してのことであると感じています。一日でも早い接種の実現を望んでいます。
 東京都は6月21日「緊急事態宣言」から「まん延防止等重点措置」に移行しました。埼玉県は「まん延防止等重点措置」の対象地域を縮小し、7月11日まで延長します。しかし、対象地域以外についての自粛要請は継続されます。緊急事態宣言の有無に関わらず、私達障害福祉施設の関係者は、自粛生活を続けていかなくてはなりません。去年の今頃、来年は一泊旅行には行けるものと思っていました。まだ少し先のことですが、今年も一泊旅行は中止になりそうです。面会日の実施も、まだ先のこととなりそうです。せめて今年中に希望者全員が接種完了し、少しでも早く日常の生活に戻りたいものです。
先月号でつばめの事を記しましたが、巣づくりの途中でいなくなりました。残念でなりません。来年再び来てくれることを願っています。



令和3年6月21日
施設長 長岡 均

5月

"〜ツバメの巣作り"

 例年より早い梅雨入りになりそうです。先週は雨の毎日でしたが、今日は青空が広がっています。二十四節気の小満(しょうまん)が過ぎました。小満とはあらゆる生命が満ちていく時期のこと。太陽の光を浴び、万物がすくすく成長していく季節です。園の畑は今年もジャガイモが順調に育ち、里イモの芽が顔を出し、すくすくと育っています。6月には、ジャガイモの収穫が始まります。新ジャガを頬張るのが今から楽しみです。
園の周りの雑木林は、春になると、うぐいすの鳴き声をはじめ多くの鳥たちのさえずりを聞くことができます。今年は、園の玄関脇の軒下にツバメが巣作りをしています。5月10日頃より始まった巣がまもなく完成となりそうです。2羽のツバメが仲良く巣作りをしている姿を見ることが楽しみになっています。南の国に戻るまでの間、無事に過ごせることを願っています。 5月20日、コロナ禍のイベントとして、“くじ引きお菓子屋さん”が開催されました。① “千本つり大会”ひもを引っ張りぶらさがるお菓子が当たります。②“あみだくじ”ホワイトボードに書かれたあみだくじにより、お菓子が当たります。咀嚼の弱い人達には、配慮された物が用意され、利用者は大いに楽しめた様子でした。手作り掲示板特別号にて、保護者の皆様には、お伝えできると思います。利用者は外出すること・食べることを楽しみにしています。これからも、ニーズに応えられるような企画を実施していきたいと思います。
コロナ禍、職員全員はPCR検査や抗原検査を3月より毎月1回実施しています。東京・埼玉においての感染者数は、少しずつ減少しつつあります。しかし、決して安心できる状況ではありません。緊急事態宣言・まん延防止の解除には、まだ時間もかかると思われます。ワクチンの接種が、全国民にいきわたるまでの間、入所施設の自粛は続くと思われます。ご理解・ご協力よろしくお願いします。
5月14日、熊谷は30度を超す暑い日となりました。梅雨寒の日・暑い日と交互にやってきます。体調に気配りし、健康な毎日が過ごせればと思っています。



令和3年5月26日
施設長 長岡 均

追 5月26日、皆既月食が見られます。今回は6年ぶりのスーパームーン   での皆既月食です。楽しみ!

4月

"〜季節の移ろい"

 4月25日、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県で、新型コロナウィルス対策として緊急事態宣言がスタートしました。東京都に隣接する神奈川・千葉・埼玉の3県は、まん延防止等重点措置の対象地域を拡大することになりました。昨年4月に1回目の緊急事態宣言が出され、今回で3回目となります。一年が経過しましたが、未だ終息の目途が立たないばかりではなく、感染拡大は続いています。
 この一年間、私は外の風景をながめることが多くなってきたような気がします。日本には四季があります。春から夏・秋・冬とそれぞれの季節ならではの景色があります。桜の花の季節が終わると近隣の木々は新緑へと変わっていきます。梅の花が咲き、桜・もくれん・水仙・チューリップ等園庭にもたくさんの花木があります。ゴールデンウィークにはバラが満開となります。萌黄色の木々の葉は緑を濃くしていきます。季節の移ろいを実感することができます。この一年の生活は、季節の移ろいとは違い、本当に楽しみのない時となりました。園での行事、活動等は自粛せざるを得ませんでした。またこんな一年が続いていくのでしょうか。入所されている多くの利用者は、一年以上も家族との面会もできないでいます。新型コロナワクチンの接種が終わるまで我慢の生活が続くのでしょう。
 4月1日、新任職員の入職式から今年度がスタートしました。江南愛の家63名の職員体制となります。今年度中には育児休業中の2名が職場復帰しますので65名体制となります。昨年度1名の退職がありましたが、年度途中3名の正職員の採用をしています。また、今年度新たに1名の採用となりました。利用者の安心・安全・健康で幸せな生活が実感できるよう職員全員で取り組んでいきたいと思います。職員ひとりひとりがスキルアップできる一年としたいものです。今年度は、建物大規模修繕スタートの年にしたいと目標を掲げています。近い将来、よりよい住環境で生活できるよう努めていきたいと考えています。



令和3年4月25日
施設長 長岡 均

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