施設長より一言

平成31年度
8月

"四万六千日"

 7月に比べ、とても暑い日々が続いた8月も残りわずかとなりました。せみの鳴き声も夏の終わりに近づき、あぶら蝉の鳴き声からツクツクホーシ≠ニ変わりつつあります。今日テレビで報道されている通り、佐賀県を中心に北九州地方は記録的な豪雨となりました。亡くなられた方もいるとの報道もなされ、毎年のように繰り返される豪雨災害に心が痛みます。と共に被害にあわれた方のご冥福をお祈り申し上げます。
 7月9日〜10日は、浅草寺にて四万六千日の縁日であり、縁日にともなってほうずき市が催されます。私は、久しぶりにほうずき市に足を運びました。浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けています。このうち7月は最大のもので、46,000日分の功徳があるとされ「四万六千日」と呼ばれています。境内は参拝する人たちでいっぱいでした。私も功徳に感謝し、心からの参拝をしてきました。「電除礼」を授与し、ほうずきを1鉢購入して来ました。今は、朝夕にほうずきの鉢に水遣りが日課となり、日に日にほうずきが赤くそまっていくのが楽しみとなっています。
 今年の梅雨明けは例年に比べ、非常に遅くなりました。私は毎年恒例のように梅干しを漬けています。土用干しとはいいますが、8月に入り、雷雨を気にしつつ3日ほど干し、無事に今年の梅干し作りも終わりました。母から、梅干しは作り始めたら毎年続けなくてはダメだよと言われていましたので毎年恒例となっていますが、その意味するところはよくわかっていません。ただ、母の教えでもあり、毎年続けていかなくてはならないと思っています。
 当園の利用者も高齢化が進み、日々生活の中で不自由にする場面が増えて来ています。8月27日より、週1回ずつではありますが、理学療法士の先生に来園していただき、少しでも利用者の健康維持に努めていきたいと考えています。


令和元年8月28日
施設長 長岡 均

7月

"〜血は水よりも濃し〜"

 今年は例年と比べ長い梅雨となりました。西日本各地では梅雨明けが先日発表され、関東地区でも来週には梅雨明けとなる事でしょう。

 まもなく8月となります。7月25日には毎年恒例の納涼祭が行われ、皆楽しいひと時を過ごす事が出来ました。8月はお盆の時期に帰省が行われています。当園の入所利用者は58名です。平均年齢は52歳となっています。親の高齢化に伴い、帰省できない人が増えていくばかりです。今年の夏は3分の2の利用者が帰省できません。親から兄弟へと移っていくような状況となっています。30年前、私が入職した頃とは状況が変化している事はわかりますが淋しいばかりです。兄弟の代となると、それぞれが家庭を持ち帰省できない事情も理解できますが、もう少し本人達の気持ちをくみとって欲しいものです。毎月の面会日においても、半数の家族は面会にも来られない状況です。

 “血は水よりも濃し”血の繋がった血縁者同士の絆はどれほど深い他人との関係よりも深く強いものです。是非工夫し、面会・帰省について考えて頂ければと思います。職員が一所懸命に取り組んでも家族に優ることはできません。

 久しぶりの寄稿となりましたが来月以降はできるだけ続けていきたいと思っています。


令和元年7月26日
施設長 長岡 均

6月

"人財"

 新元号?令和”となり2ヵ月が過ぎました。新元号発表後、安倍首相は記者会見で、令和について「人々が美しい心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と説明されました。平成の時代は社会福祉制度が大きく変革した時でした。障害福祉の分野では、平成15年の支援費制度の発足以降、障害者福祉制度を全面的に見直した障害者自立支援法の成立、平成25年には障害者総合支援法の施行と制度は目まぐるしく改革していきました。平成29年には、改正社会福祉法が本格施行され、社会福祉法人の在り方が大きく変わる時となりました。大きな制度改革を経て、令和の時代へ。制度が変更されても、?個人が人としての尊厳を持って、家庭や地域の中でその人らしい自立した生活が送れること”には変わりはありません。地域のニーズに応じたサービスが提供できるよう、これからも歩んでいきたいと考えています。
 昨年度は、人財育成の大切さを痛感させられる1年となりました。施設の要として活躍している職員2名が突然の病にかかり、職務を継続することが難しくなるという事態となりました。組織として、突然の事態には対応できるよう、人財を育てていない自分に気付かされました。人材の確保・定着が非常に難しい時ではありますが、人財としての人を組織として育成していかなくては、事業継続に大きな支障をきたすと考えさせられました。緊急事態の中、バックアップしていただいた職員一同には感謝しています。
 江南愛の家が昭和58年に開設され、36年の歳月が経過しました。施設の老朽化は進みます。入所利用者の重度・高齢化も併せて進んでいます。中期計画の中で、大規模改修を検討する時期となりました。令和の第1の達成課題として取り組んでいきたいと思います。
 ?福祉”すべての人の幸福の実現に向けて、少しでも貢献できるよう取り組む所存です。

令和元年7月1日
施設長 長岡 均

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